鉄平想。〜北条鉄平について思うこと〜


最初は憎かったです。祟殺し編は圭一に同調してました。
沙都子をあんな目に遭わせた男なのだから、当然といえば当然です。
沙都子があまりにも可哀想で、どうにか殺人という最悪な方法以外で幸せにしてあげたくて
書いたのが初代「ファミリー」。でもこれも途中までは、殺す殺さないの違いだけで、
目の前から排除するという方法自体に変わりはありませんでした。
当時書きながら投稿していたのですが、鉄平を排除したところまで投稿した時に
鉄平改心という方向での解決を望む感想をいただき(その節は本当にありがとうございました)
「改心かぁ…」と自分なりに書き上げたのですが、その方がしっくりくることに気付きました。
心の底から悪い人なんていないというのは幻想ではありますが、
でもその方が沙都子もみんなも幸せで。
過ちを悔いてやり直すことができるなら、その方がいいなあと。
シリーズを続けて書いてるうちにどんどん愛着がわいてきて、
罪滅し編でレナに灯りをつけてあげたところでとどめさされました(笑)。
「ああ、やっぱりこの人は根っから悪い人じゃないんだなあ」と嬉しくなりました。
それならそんな鉄平とつるんでるリナだってきっと悪い人じゃないはずだ!と
リナまで一緒にいい人になりました。
もう滅茶苦茶です。ご都合主義もいいところです。でも書いててとても幸せでした。
礼のお疲れ様会は本当に本当に幸せでした。私の望む世界でした。
ありがとうございました。

ペースはまったりですが、これからもぽつぽつ書いてゆくことと思いますので
これからもなにとぞよろしくお願いします。

……鉄平語変換ツールが欲しいです(汗)。

2007年4月1日 らな







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